神奈川子ども未来ファンド

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ご寄付はこのように活用されました~2006年助成報告会を開催

2006/06/14

2006年5月20日、神奈川子ども未来ファンドの助成報告会を開催しました。約60名のご参加を得て、2006年助成の選考報告と贈呈式、助成対象団体の活動紹介と前年2005年助成の活動報告を行いました。

ありがとうございます:開催協賛:タカナシ乳業(株)、(株)ポンパドウル、かをり商事(株)  

 2006年助成は、総額約240万円が6団体に送られました。選考について助成選考委員長鈴木一男様((株)ダイイチ代表取締役社長)から、選考が公正に行われたことの報告に併せ「選考は非常に難しく、すべての団体に助成をおこないたいほどだった」とコメントをいただきました。

 2006年助成対象団体へは、2005年度の寄付者を代表して(株)川口代表取締役社長 川口和彦様より目録贈呈が行われました。川口様からは「子どもが求めているのは”話を聴いてほしい”ということ。助成対象団体は、子ども達の話に耳をかたむけ、息が抜ける居場所を作ってほしい」と激励のメッセージをいただきました。

 2006年助成対象団体の活動紹介では、DVサバイバーの外国籍の女性や子どもたちへの相談活動、ドヤ街の子どもたちの居場所づくり、親子のひろばでの母親を中心にすえた支援、小学生の自然体験教室の継続的な提供など、様々なアプローチで子どもたちの育ちの場をつくり出している様子が伺えました。各団体より助成金を活用して、子どものケアプログラム開発や、子どもたちを継続支援するための運営基盤づくりなどの計画が説明されました。

 昨年2005年度に助成を受けた8団体からの成果報告では、様々な課題を抱える子どもや親たちに向き合って、助成金をいかした活動を展開してきたことが報告されました。


 ランドセルすら持てずに家庭内暴力から逃れてきた子ども達に、助成を活用して子どもスタッフを配置、新しい文具やドリル、ぬり絵などの提供ができたと、DVシェルターからは子どもからの感謝の手紙が紹介されました。

 冒険遊び場からは、子ども達の生き生きと遊ぶ様子をスライドで紹介しながら、ファンド助成を活かし開催実績を積み重ね、2006年には市からリーダー人件費補助がきまったとの報告がありました。

 障がい児や不幸校児童を受け入れているフリースクールでは、非常勤スタッフを常勤にすることで、子どもたちの話にゆとりをもって耳を傾けることができ、早期に信頼関係を作ることができたと報告されました。

 親子サロンでは、スタッフが親子に向かい合うためのひろば環境の向上のための学習会を開催したことや、また別のサロンでは、助成を受けた1年間に出産後の母子を支援する新規事業に着手したとの報告がありました。

 他にも、広報に助成金を活用して参加者が倍増し、翌年から教育委員会との共同開催が実現した不登校児童の進路相談会。鎌倉の谷戸で自然体験学習を行う子ども達の様子がスライド写真で報告され、外国籍の子ども達の交流を目的としたキャンプ合宿では、つながりが深められた様子が報告されました。
 
 報告へ会場からは積極的に質問の手があがり、子どもたちを支援する活動現場の様子をより知っていただけたかと思います。参加者のお一人からは「子どもたちを支える活動は、様々なものがあるとわかりました。子どもファンドを通じて、こうした団体を一度に応援できているんですね」とコメントをいただきました。
 子どもファンドでは、子どもたちを応援する輪を広げていくために、これからも力を尽くしていきたいと考えています。ご支援をよろしくお願い致します。