神奈川子ども未来ファンド

子どもたちが生きていることに誇りと喜びを持てる地域社会を

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2017年 選考結果報告

2017年は、11団体のご応募をいただきました。第三者機関である選考委員会が公正に選考にあたり、以下の5団体への助成が決定しました。

神奈川子ども未来ファンド 2017年 助成対象団体

助成総額 890,000円

団体名 事業内容 都市名 助成金額
山芋の会 <放課後の居場所づくり支援>
子どもの居場所づくり事業
横浜 200,000
街の家族運営委員会 <こどもたちの居場所への支援>
街の家族 子育て応援プロジェクト
拠点の施設改修を行なう事業
横浜 140,000
一般社団法人ことぶき青少年広場 <青少年支援>
ことぶき青少年広場(居場所事業)
横浜 150,000
ヤングコミュニティ <青少年支援>
職業体験談フォーラム事業
横浜 200,000
特定非営利活動法人あすなろ <学習支援と居場所づくり>
経済的困窮家庭等の中学卒業後の子どもの高校継続・高校再入学のための学習支援と居場所づくり
横浜 200,000

神奈川子ども未来ファンド 2017年 助成選考委員

委員長
安室 伸一氏(安室商事株式会社 代表取締役)
副委員長
高取 しづか氏(NPO法人JAMネットワーク代表)
委員
西川 正氏(NPO法人ハンズオン埼玉 常務理事)
藤沖 彩氏(神奈川県弁護士会 弁護士)
山口 明氏(日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」専務理事)

2017年 助成対象団体講評

選考を終えて

今期も「神奈川子ども未来ファンド」にご協力を頂いた皆様に心から御礼申し上げます。一般課題への申請7件、「いじめ・貧困・児童虐待防止」をテーマとする課題部門に4件、合計11件のご応募を頂きました。今の社会に生きる子ども達が必要としている様々なサポートに取組んでおられる皆様の活動に対し、心より敬意を表したいと存じます。

ご支援、ご協力頂きました皆様には、「資金と思いの循環」を通して子どもたちの育ちを社会で応援していくという当ファンドの趣旨に、今後も引き続きご理解ご高配を賜りますようお願い申し上げまして、選考委員会のご報告とさせて頂きます。

2017年度助成選考委員会
委員長 安室 伸一

選考経過

神奈川子ども未来ファンドでは、県内で、子ども・若者や子育てに関わる人が地域の中で育ちあう「場」を自立的に運営しているNPOの活動へ、助成を行っています。

助成対象事業については、活動の充実や拡大が期待できるものであることを重視するとともに、その手法や成果がモデルとなり、他の団体、他の地域にもよい影響や変化を生み出すことが期待されるような新たな取り組みを優先して選考しています。2017年は「一般助成」に加え、課題助成(いじめ・貧困・児童虐待防止)を実施しました。

2017年助成事業を総額100万円(1団体上限20万円)で募集したところ、総応募件数は11件(一般助成応募7件、課題助成応募4件)、応募総額は、2,090,000円でした。応募団体には、課題に先駆的に取り組む事業の提案や、神奈川子ども未来ファンドの助成金を活用し活動基盤などの強化を図る提案などが見られました。

「一般助成」については、事業の必要性や先駆性、その目標と内容との整合性、事業の波及効果などの視点から検討を行い、本助成金による活動の充実や拡大が期待できる4事業を助成対象としました。課題助成については、防止の観点から検討し1事業を助成対象としました。

選考の結果、全体として5事業(一般新規3件、一般継続1件、課題新規1件)総額890,000円の助成を行うことに決定しました。

応募団体にみられた傾向

応募団体の所在地については、横浜市が7件、逗子市、藤沢市、横須賀市、茅ヶ崎市が各1件と横浜を中心に県内広域からの応募がありました。

活動分野としては、地域で孤立しがちな子ども居場所の支援、地域に居場所のない若者の支援などのほか、子どもたちの居場所で子ども食堂を運営したり、学習支援をおこなうなど工夫した取組みがありました。助成金の使途は、活動場所の拠点の環境整備、学習支援や子どもや若者たちへの支援体制の充実など安定した活動を続けるための取組みや、不登校の子どもたちへの情報提供、経済的に困窮している児童へのパソコンでのワークショップの提供などその使途が明確なものが多くありました。

助成対象団体 講評

山芋の会

事業名
子どもたちの居場所づくり事業
助成金額
200,000円
応募事業概要
子どもたちの居場所で学習支援や夕食を提供し、孤立を防ぐ事業
講評
学習支援教室・子ども食堂・フリースペース・自然体験活動を実施し、子どもたちの居場所をつくる活動をされています。子どもに寄り添った様々な活動により、地域の子どもたちの居場所として機能していると評価できます。今後も地域の子どもたちに寄り添った継続的な支援を期待します。

街の家族運営委員会

事業名
街の家族 子育て応援プロジェクト 拠点の施設改修を行なう
助成金額
140,000円
応募事業概要
防音等、子どもたちの拠点の施設改修を行う事業
講評
空家となった一軒家に、乳幼児からお年寄りまでの老若男女が集う大家族的な雰囲気の中で、料理教室や各種の活動を通じて地域の人々のつながりを深め合う中で、子育てを応援しようという活動は、多くの方に必要とされているものだと思います。財政基盤をより確かなものにされ、地域に対しより大きな発信力のある活動となる事を願っております。

一般社団法人ことぶき青少年広場

事業名
ことぶき青少年広場(居場所事業)
助成金額
150,000円
応募事業概要
困難を抱える子ども・若者の居場所づくり
講評
社会全体の生活環境や水準は年々豊かになり、多くの子どもたちもその豊かさを享受しているようにみえます。しかし、依然として生活上の困難を抱えている家族、家庭もあり、「居場所」も無い子どもたちも多くいます。その子どもたちの将来へのフォローは社会の責任でもあります。「頼れる広場」の活動に期待しています。

ヤングコミュニティ

事業名
職業体験談フォーラム事業
助成金額
200,000円
応募事業概要
社会で働いている人を講師として招き、参加者と対話を行う
講評
昨年の応募に比べて、県の補助金事業でコミュニケーション講座を受託したり、事務所拠点を設けるなど活動実績を積み上げている意欲を評価しました。社会的発信や運営面ではまだこれからと思いますが、周囲からの助言を得ながら当事者ならではの発想を生かした、生きにくさを抱える青少年の「場」づくりに期待しています。

特定非営利活動法あすなろ

事業名
経済的困窮家庭等の中学卒業後の子どもの高校継続、高校再入学のための学習支援と居場所づくり
助成金額
200,000円
応募事業概要
経済的困窮家庭の子どもたちの高校進学後の学習支援
講評
生活困窮により支援してきた子どもたちの中学卒業後の高校生(再入学を目指す子も含む)に対する、継続した寄り添い、居場所、学習の支援という切実なニーズに対応しようとする本プロジェクトの主旨に賛同し、支援いたします。定期的な居場所づくりにつながることを期待しています。