子どもたちが生きていることに誇りと喜びを持てる地域社会を

神奈川子ども未来ファンド

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ご協力・ご支援のお願い

子どもたちのいのちと未来を応援してください

子どもたちはいま、悲鳴をあげています

あなたのすぐそばで、子どもたちがSOSを発信しています

2022年度、神奈川県内の公立小・中・高・特別支援学校におけるいじめ認知件数は23,061件。不登校生を含む小・中・高等学校の長期欠席者数は20,582人(新型コロナウイルス感染回避を含む)。県内の児童相談所に寄せられた虐待相談件数は12,194件で、その半数は入学前の子どものいのちに関わる相談です。7人に1人の子どもが相対的貧困の状況下にもあります。そして、昨年全国で415人もの小・中・高校生が自らのいのちを断っています。

市民基金「神奈川子ども未来ファンド」は、皆様の寄付で活動しています

皆さまの「子どものいのちと育ちを支えたい」という思いを、地域で陽だまりとなるNPOの活動へ効果的に届けています。子どもたちの可能性と生きる力を育む活動を専門家によって選考し、助成支援をしています。同時に、子どもたちのSOSをすくいとり、社会に広く発信しています。わたしたちの住む街が、子どもたちにとって未来への希望を育める場所となるように願いながら活動しています。子どもたちは地域の宝であり、未来です。未来への希望にぜひ「投資」してください。「投資」のリターンは子どもたちの笑顔です。

子どもたちが生きていることに誇りと喜びを持てる地域社会を目指して

神奈川子ども未来ファンドは孤立した団体運営や資金難に悩んだ子ども支援のNPOの代表が集まり、「地域みんなで子育てを」という思いを胸にスタートした非営利の市民基金です。皆様の温かなご支援をいただき、設立15周年を迎えました。心より御礼申し上げます。

神奈川子ども未来ファンドは15年間、寄付を子どもを支える市民団体に再分配するという「希望」に挑戦してきました。「希望」に近づくには何よりも信頼される組織であることが前提となります。時間を忘れて議論を交わし、休日にはイベントにとボランティアの若者たちと駆け回りつつ、透明性と開放性に力点を置いて活動してきました。その大切な信頼を損ねる事件が2014年に起きました。非常勤職員による業務上横領です。経過は全て公開し、第3者評価委員会の提言に添い、再発防止に取り組んできました。支援者の方々の励ましをいただき、2015年度に休止した助成事業も、2016年度から再開いたしました。

2022年度までに延べ140団体へ総額4,211万円を助成金としてお届けすることができました。これまでに助成金をお届けした団体は、乳幼児親子支援の場やDV被害児を守る場、障がいのある子たちが放課後に集う場、厳しい生活状態にある子たちの学習支援の場等々です。その場所も活動団体の方々も地域の中の陽だまりのように、子どもたちを優しく包んでいます。(詳細は助成事業のページをご覧ください。)

子どもは未来そのものです。神奈川子ども未来ファンドは子どもたちの未来が輝くことを願う、市民・団体・企業・商店など、ジャンルを超えた多くの方々の思いの循環づくりをお手伝いしていきます。今後もご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします。