「いつだって、人は変われる。そのために、学ぶんでしょ」――。主人公の言葉が心に残ります。
24歳以下の若者が3日にひとり自らの命を絶ち、中学生の25人にひとりが不登校、児童虐待相談件数は一日約10件。神奈川の子ども達を取り巻く生育環境は、厳しさを増しています。
神奈川子ども未来ファンドは、子ども達に生きる勇気を、大人達に子どもの心の叫びを届けたいと、有限会社オフィス・デュオ(賢プロダクション)、株式会社tvkコミュニケーションズと協力し、朗読劇「ハッピーバースデー」チャリティ公演を開催してきました。横浜・関内ホールでの初演、相模原、川崎、横須賀、小田原での再演では、幼児から祖父母世代まで共に涙し、感動を共有しました。
これまでの公演
- 2007年11月
- 2009年 3月
- 朗読劇「ハッピーバースデー」チャリティ公演2009相模原(相模原市民会館)
- 2009年11月
- 朗読劇「ハッピーバースデー」チャリティ公演2009横浜(関内ホール)
- 2010年11月
- 朗読劇「ハッピーバースデー」チャリティ公演2010川崎(多摩市民館)
- 2011年11月
- 朗読劇「ハッピーバースデー」チャリティ公演2011横浜(関内ホール)
- 2012年11月
- 朗読劇「ハッピーバースデー」チャリティ公演2012横須賀(横須賀市文化会館)
- 2013年11月
- 朗読劇「ハッピーバースデー」チャリティ公演2013横浜(関内ホール)
- 2015年 1月
- 朗読劇「ハッピーバースデー」チャリティ公演2015小田原(小田原市民会館)
主な出演者
- 遠藤大智
- 岩居由希子
- 小平有希
- 中嶋アキ
- 鈴木晴久
- 最上嗣生
- 日野未歩
- 小橋知子
- 西墻由香
- 平井祥恵
- 荻野晴朗
- 秦直樹
- ほか賢プロダクション声優
原作あらすじ
実の母親に愛してもらえず、誕生日さえ忘れられてしまった十一歳の少女・あすかは、声を失ってしまう。しかし、優しい祖父母の元で自然の営みに触れ、「いのち」の意味を学ぶ。
生まれ変わったあすかが、新しい学校で何を見、何を感じ、どんな行動を起こすのか。そして、母親の愛は戻ってくるのか・・・。
原作『ハッピーバースデー』金の星社
青木和雄・吉富多美(神奈川在住、神奈川子ども未来ファンド元理事長・理事)
こぶしの花ボード
会場ロビーに展示された朗読劇出演者、主催者関係者からのメッセージボードです。
小中学生親子招待
たくさんの皆さんにこの朗読劇を観ていただき、親子の話し合いのきっかけにしていただければと、企業、団体、個人の方々の応援を得て親子招待を実施しました。
公演の収益金は、神奈川子ども未来ファンドを通じて、子どもの育ち・子育てを支える活動に活用しています。