運営促進助成
ウエスト神奈川女性の人権を守る会(西湘地区)
- 助成テーマ
- 心身ともに傷ついた子どもへの支援とケア
- 活動概要
- DV被害保護中の子どものケア・学習支援活動
- 報告
- 今まではDV被害女性支援中心でしたが、運営促進助成金で同伴した子どもへの環境が整い、シェルター全体の質が高まりました。プレイルームの設置、ビニールプール・ボールその他多くの遊具が整い、砂場も設けることができました。文具・ドリル等の個人配布が行えるようになり、子どもスタッフの充実で、決められた日時に子ども達ときちんと集中して向き合える時間がとれる体制をつくり、保育と学習が習慣化した結果、子ども達に安心と落ち着きを与えられました。(写真は、シェルターを利用した子どもの絵)
特定非営利活動法人ままとんきっず(川崎市)
- 助成内容
- 人材育成の促進と安定した運営のための資金確保
- 活動概要
- 乳幼児親子の交流、集いのひろばの提供、講座実施等
- 報告
- 0~2,3歳児の親子の居場所として地域に定着。引き続き助成をいただいたことで安定運営が可能となりました。毎回のように通う親子や、育児不安から抜け出し、子連れで講座講師になるお母さんもいます。グループづくり、子どもの幼稚園入園後の同窓会等、積極的な場の活用が行われるようになりました。スタッフは、研修により自信を深め、利用者との強い信頼関係が生まれました。新たに産後サポート、ママサポート等更なる事業発展のきっかけともなり、地域での共助、ネットワークの関係が大きく前進しました。
片倉うさぎ山公園遊び場管理運営委員会(横浜市)
- 助成テーマ
- 子どもが輝く遊び場づくり
- 活動概要
- 冒険遊び場(プレイパーク)活動
- 報告
- 遊びを通して子どもの生きる力、自主性が育つ場としてプレイパークを開催しました。子どもファンドからの2年継続助成に基づくプレイリーダーの常駐配置で、子どもの遊びの展開・発展、安全を考えた場のレイアウト、人材育成として学生研修プレイリーダーへの助言等のほか、横浜市内8ヶ所に広がるプレイパーク活動の先進事例として推進、啓発を行いました。地域・学校・行政より安定した活動が評価され、18年度から横浜市によるプレイリーダー雇用の一部補助支援が決定しました。
特定非営利活動法人 楠の木学園(横浜市)
- 助成テーマ
- ゆとりを持って働ける環境に
- 活動概要
- 知的ハンディを持つ子ども、学習の機会に恵まれなかった子どもの学びの場
- 報告
- 子どもファンド等の助成金により、2004年度より、スタッフ1名の常勤化が可能となり、生徒やその保護者への対応、授業担当やその補佐、助成金等の申請、ボランティア確保とその調整、他団体との連絡など業務の拡充がはかられました。2005年度はそれらの仕事をさらに定着させると共に、生徒理解・軽度発達障害に関する学習会への参加などにより、スタッフの知識と経験が蓄積され、また丁寧な生徒個人への対応がはかられ、卒業生の就労支援活動など活動の範囲を広げることができました。
(特)びーのびーの(横浜市)
- 助成テーマ
- ひろばファシリテーター養成による環境の充実
- 活動概要
- 乳幼児親子の交流、集いのひろばの提供、講座実施等
- 報告
- 親と子が過ごしあう空間づくりに必要とされるひろば環境を、ハード・ソフトの両面から検証しました。新事業2拠点を同区内に開設し、その準備に向けたスタッフ間の新たな学び合いの機会としての研修・勉強会開催に主に活用しました。また、主催自主事業を開催する際に、主軸となる当事者スタッフが参画するための環境整備として、保育体制の充実を図ること等にも活用しました。
事業費助成
特定非営利活動法人Ethnic JAPAN(県域)
- 事業名
- 多文化共生実現のための活動(若者自身で企画運営するエスニックキャンプ)
- 報告
- 多文化共生実現のために行った活動として毎年開催している「エスニックキャンプ」を今年度も行いました。キャンプではウォークラリーやレクリエーション等、周りの自然を有意義に使った企画を行い、参加者同士やスタッフとの距離を少しでも縮めようと心がけました。
このキャンプを通じて、それぞれが普段は見せることのない顔をし、日常とは違った雰囲気のもと存分に楽しみ、交流を図ることができたと思います。
鎌倉中央公園を育てる市民の会(鎌倉市)
- 事業名
- 小中学生の谷戸体験学習の継続
- 報告
- 2005年度は、14名のスタッフにより、2小学校4中学校総勢700名、合計29回のプログラム(米作り、味噌・うどん・沢庵作り、綿打ち、草刈り、落ち葉かき、自然観察、収穫祭など)を実施しました。回を重ねるごとに子ども達の谷戸保全活動への理解は深まり、心の成長がうかがわれます。教員、親、地域にも理解者が増えました。スタッフも、指導力を高めようと毎月勉強会を行って「指導マニュアル」を作成。次年度への質の向上も図れました。
ボランティアグループ未来(横須賀市)
- 事業名
- 不登校の子どものための進路相談会
- 報告
- 不登校の子どもが、進学というきっかけで自らの生き方を捕らえ直す時の選択の手助けとして本事業を開催しました。助成金の利用により地域の中学校の教職員に一枚一枚チラシを届けることができました。また横須賀市の教育研究所との連携もでき、呼びかけに大きな力を得ました。結果、例年の倍以上の参加があり、中には教職員・悩んでいる子ども自身の姿も見られました。開催後の相談や問合せにつながるケースも多々出てきて、これらは情報伝達を決め細やかに行えた事の大きな成果だと受け止めています。