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ことぶき学童保育 【指導員:石井淳一さん】


■ことぶきの子どもたち
 JR石川町駅から歩いて5分ほど、簡易宿泊所(ドヤ)が立ち並ぶ日雇い労働者の町、寿地区の寿生活館3階に「ことぶき学童保育」はある。足を踏み入れると壁いっぱいに飾られた子どもたちの作品や写真に圧倒される。
寿地区に育つ子は、学校社会の中では結果として疎外されてしまうような時もある。地区の子どもたちにとって、ここは大切なくつろぎの場所。工作や卓球、畳の部屋ではゲームもできるし、友達とおしゃべりしたり、近隣の子や中学生も含めて30人以上がくる日も多い。ここで楽器の練習をして寿町の夏祭りコンサートに出場する子もいる。
 「淳ちゃん、この人だれ?」「子ども未来ファンドの取材だよ。ほら、このニュースレターに載るんだよ」指導員の石井淳一さんは、子どもたちから「淳ちゃん」と呼ばれている。何をしているときも一人一人に返事をし、何度でも説明をし、通りかかった子には必ず声をかける。指導員はたった二人。連日、子どもたち相手に奮闘している。

■ボランティアから職員へ

 1970年前後の学園紛争の影響を受け、高校時代の石井さんは、生徒会活動を通じて、教育のあり方を考える日々を過ごした。1983年大学生になるころ、横浜スタジアムで少年たちによるホームレス襲撃殺傷事件が起きた。寿町の存在を知らなかった石井さんは、ドヤ街が横浜にもあることを知って驚き、ボランティアとしてかかわるようになった。10年前に学童保育の職員となる。
■ことぶきの今は

 日本社会が抱えている問題が、寿町ではハッキリと見える。昨今は日雇いの仕事は少ない。簡易宿泊所にいるのは、主に身寄りもお金もない高齢者。韓国やフィリピンなど外国から働きに来ている人も多く、子どものいる家庭もある。アルコール依存症などの疾患を抱えた人もいる。寿町という地域に暮らす子どもたちを、石井さんたち「ことぶき学童保育」は精いっぱい支えている。 横浜市内には児童館がない。寿町の子どもたちにとって、ことぶき学童保育は、拠り所であり、遊び場にもなっている。複雑な家庭事情を抱えた子どもや、不登校の子どももいれば、外国籍の子どももいる。子ども自身も来たり来なかったりと、多様な背景、関わり方の中で、通ってくる全ての子どもの保護者から利用費を徴収できない。 指導員2人の人件費は、市の補助金でなんとか捻出している。しかし二人では、時に切り盛りが大変になり、ファンドの助成金によってアルバイトの女性1名を増やせた。「一人でも多くの大人がかかわることが子どもにとって良い刺激になるので嬉しい」と石井さんは話す。沢山の人にことぶき学童保育の現状を知って支えてほしいと、ファンドの助成金は広報紙発行の費用としても活用されている。

団体情報・連絡先

団体名 ことぶき学童保育所
2006年助成事業名 ことぶき子ども広場
助成額 50万円
応募事業概要 土曜日のスタッフ人件費。工作用材料費。
     保護者に配布している「ことぶき学童保育だより」の翻訳(タガログ語、中国語、韓国語)等
住所 横浜市中区寿町3-12-1 寿生活館3階
    TEL 080-5503-0389
運営主体 ことぶき学童保育運営委員会

活動内容

 

活動内容 放課後に保護者が不在となる小学生、中学生を中心に、不登校の子どもたちなど
        利用を希望する子どもたちを受け入れている。
児童数 登録20名
スタッフ 職員2名 土曜日アルバイト1名(子どもファンド助成金で雇用)
ボランティア 常時募集中

ご参考:DV被害に関するご相談 神奈川DVセンター相談電話 045-313-0745

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※掲載情報は提供された時点のものです。詳細は各連絡先へご確認ください。

 

 

 

 
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