子どもたちが生きていることに誇りと喜びを持てる地域社会を

神奈川子ども未来ファンド

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2018年 助成事業報告

特定非営利活動法人ひだまりの森

親子の孤立を防ぐ事業

事業名
親子の孤立を防ぐためのステップアップ事業
助成金額
150,000円
応募事業概要
相談から社会参画へ。事業部設置と冊子「相談者からの声」作成する事業
助成報告概要
活動の軸である「子育て期の相談」には孤立した親からの相談が年々増加しており、相談員の負担軽減のため事業部を設置し、相談の充実を図りました。事業部主導で相談者の声を冊子「わたしの一歩 あなたの一歩」にまとめましたが、寄稿者の母親にとっても社会参加のきっかけとなり、当法人で活動を始めた方もいます。冊子は支援機関 約240カ所に配布し、配布後の1月~3月の相談件数は前年度の75%増の約600件となり、反響の大きさを実感しています。

おっちー塾

地域で困っている子どもを支える事業

事業名
地域で困っている子どもを支える事業
困っている子どもたちやその保護者を地域で孤立させない
助成金額
200,000円
応募事業概要
地域ボランティアによる不登校児童・生徒への学習支援と、コミュニケーション支援
助成報告概要
困っている子どもへの“笑顔”の為に!をモットーに「おっちー塾」は活動しています。毎月のスタッフ・ミーティングで個々の生徒の特性を把握し、その情報をスタッフ全員で共有して個々の子どもに適した支援を行いました。また、種々のイベントを計画し、遠足や修学旅行に行けない子どもたちに宿泊体験を実施し、楽しい思い出作りをすることが出来ました。スタッフや地域のために「いじめの問題」をテーマにした講演会を開き、スタッフの子どもに対する理解を深めることが出来ました。

街の家族運営委員会

子育て応援を地域に展開する事業

事業名
街の家族 子育て応援プロジェクト ステージ2
子育て応援の地域展開へのコラボレーションプロジェクト
助成金額
120,000円
応募事業概要
地域の資源を活用し、地域とコラボした子育て応援を展開する事業
助成報告概要
街の家族で始まった会員ママの子育て応援互助活動、これを空き家から地域一帯の子育て応援活動(地域子育て/まち保育)に拡げる取組です。ママ世代による「奈良ママ応援団」が6月に組織され、行政・地域ケアプラザの地域協同企画も始まりました。隣接地域の玉川学園、成瀬台との連携活動も始まっています。街の家族の会員も年初の140名から196名へと増、19年度への弾みとなりました。

一般社団法人ことぶき青少年広場

青少年広場居場所事業

事業名
ことぶき青少年広場居場所事業
助成金額
120,000円
応募事業概要
居場所を活用し、子ども若者の生活・成長をサポートする寄り添い型支援事業
助成報告概要
横浜市の事業として「寄り添い型生活支援」の意義が認められ、予算増がありました。あくまでも支援事業の予算ですが、運営法人に余力ができ、居場所事業に投下できる金額の増額がかないました。神奈川子ども未来ファンドよりの助成金は終了となりますが、その分については穴埋めが可能となります。また、これまでの間、不足分を補い、事業を維持することを可能とし、地域の中の子ども若者の居場所として定着を果たせることになりました。深く感謝するものです。

一般社団法人ここから未来

いじめ再発防止への情報発信事業

事業名
学校事件・事故に関する諸問題についての再発防止に役立つ情報ブックレットの発信
助成金額
150,000円
応募事業概要
子どもの生命や人権を守り、環境改善の解決策を提案するブックレットの発行事業
助成報告概要
私たち「ここから未来」は、子どもの生命や人権を守るため、いじめや学校事故、虐待をはじめとする、様々な問題の調査や研究を行っています。その一環として、今回の助成金では私たちが2017年9月に開催した、子どもの心への攻撃 児童虐待やいじめ、指導死について考えるシンポジウムで語られた基調講演を、冊子として発行させて頂きました。シンポジウムに参加出来なかった多くの方の手にも私たちの想いを届ける事が出来ることになる事は、法人としも大きな喜びです。

フォスター

里親など家庭養護を促進する事業

事業名
写真展とトークイベントによる社会的養護における家庭的養護の促進事業
助成金額
150,000円
応募事業概要
里親やファミリーホーム、養子縁組家庭を写真展やトークイベントで紹介する事業
助成報告概要
里親、ファミリーホーム、養子縁組家庭の写真展・イベントを6回行い、参観・参加された一般市民に、虐待等で保護された子どもたちに養育者が必要であり、またその養育者の関わり方にもいろいろな形があることを、写真や当事者の話からより具体的に伝えることができました。写真展やトークイベント等の媒体を通し、当事者本人が自らの言葉で体験や姿を発信したこれまでにはないアプローチは、メディアや社会から注目され、社会的養護の理解の促進の一助になったと自負しています。

てとてと

困難を抱える家庭のための居場所事業

事業名
困難な課題を抱える子どもと家庭のための居場所づくり
助成金額
200,000円
応募事業概要
食事の提供や各種講座とソーシャルワークによる支援を取り入れた居場所事業
助成報告概要
課題を抱えた子ども本人やその家族が安心して居続けることができる居場所の提供、行政など社会資源への繋ぎとなる拠点となるべく活動してきました。虐待の可能性が見られる家庭を行政につないだり、学校との間に入り調整したりなど行いました。子どもたちを地域につなげ、地域の人たちにその家庭への関心を持続してもらうため、また、活動の発信と仲間を募る目的も込め、市の子ども若者支援課にも協力いただきシンポジウムを開催しました。