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神奈川子ども未来ファンド

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2022年度 選考結果報告

2022年度は、16団体のご応募をいただきました。第三者機関である選考委員会が公正に選考にあたり、以下の7団体への助成が決定しました。

 

神奈川子ども未来ファンド 2022年度 助成対象団体

助成総額 1,193,300円

<一般助成>

団体名 事業名 < >内活動領域 都市名 助成金額
生き×居きコミュニティ <就労支援事業>
就労の悩み・モヤモヤ座談会
横浜 83,300
NPO法人 ここだね <学習支援事業>
無料相談・無料学習支援事業
逗子 200,000
NPO法人 街の家族 <乳幼児親子支事業>
街の家族子育て応援プロジェクト ステージ3
乳幼児一時預かり保育事業「まんまるーむ」
横浜 180,000
常設子育てサロン
ちっちゃなて
<乳幼児親子支援事業>
子育てサロンの運営
秦野 200,000
特定非営利活動法人
こどもの広場もみの木
<居場所づくり事業>
「こどもの広場」を核にした地域における子育てを支え合うピアサポートコミュニティづくり
横浜 200,000

<課題助成>

団体名 事業名 < >内活動領域 都市名 助成金額
特定非営利活動法人
BONDプロジェクト
<女性支援事業>
bond Project@かながわ
―10代20代の女の子のための相談室―
横浜 200,000
特定非営利活動法人
ワーカーズ・コレクティブチャイルドケア
<乳幼児親子支援事業>
家庭訪問型子育て支援ホームスタート
大和 130,000

 

神奈川子ども未来ファンド 2022年度 助成選考委員

委員長
高見澤尚弘氏(株式会社高尚 代表取締役社長)
委員
奥山千鶴子氏(NPO法人 子育てひろば 全国連絡協議会理事長)
飛彈野 理氏(神奈川県弁護士会所属弁護士)
藤枝 香織氏(一般社団法人ソーシャルコーディネートかながわ理事・事務局長)
山口  明氏(前神奈川県労働委員会委員)

2022年度 助成対象団体講評

選考を終えて

日頃より「神奈川子ども未来ファンド」の活動にご協力頂き、厚く御礼申し上げます。

また、本年度も助成事業へ多くのご応募を頂き、誠にありがとうございました。

一般助成への申請10件、「いじめ・貧困・児童虐待防止」をテーマとする課題助成へは7件、合計17件のご応募を頂きました。

コロナ下という事もあり、私達が生活する環境は日々変化し、生きる上でも非常に大変な状況となっております。

その中で子ども達を取り巻く環境に関する課題に寄り添い、地域社会に根差した活動を誠実に行っておられる皆様へ心から敬意を表します。

今回助成をさせて頂く事で、皆様がこれからもより良い活動を行える一助になれば幸いです。

ご支援・ご協力を頂きました皆様におかれましては、今後とも本事業への更なるご理解を賜ります様、お願い申し上げまして、選考委員会のご報告とさせて頂きます。

2022年度助成選考委員会
委員長 高見澤 尚弘

選考経過

神奈川子ども未来ファンドでは、県内で、子ども・若者や子育てに関わる人が地域の中で育ちあう「場」を自立的に運営しているNPOの活動へ助成を行っています。

助成対象事業は、コロナ下における緊急性を重視しました。また、活動の充実や拡大が期待できるテーマや、手法や成果がモデルとなり、他の団体や他の地域にもよい影響や変化を生み出すことが期待されるような取組みを優先し選考しました。

2022年度助成事業は、「一般助成」と「課題助成」、助成金額を総額120万円(1団体上限30万円)で募集したところ、総応募件数は17件(一般助成10件、課題助成7件)、応募総額は4,745,300円でした。その後、他の助成が決まったと1団体の辞退があり、最終的には16件、4,445,300円となりました。

応募団体には、子どもや親子の居場所を提供する事業、若者が就労への不安感を語り合う事業、体験を通じた学びの機会を提供する事業、多世代や地域をつなぎ孤立を防ぐ事業、居場所で一時預かりを行う事業、親同士が共に学びあうピアサポート事業など多種多様な提案がみられました。

また、課題助成では、高校生向けの金融・ライフプラン教育、10代20代の女性の相談室の整備、不登校の児童・生徒と保護者向けの居場所マップ作り、家庭訪問型子育て支援など、緊急性の高い取組みの提案が寄せられました。

「一般助成」では、事業の必要性や先駆性や緊急性、その目標と内容との整合性、事業の波及効果などの視点から検討し、本助成金による活動の充実や拡大が期待できる5事業を助成対象としました。「課題助成」では緊急性、必要性から検討し2事業を対象としました。

上記の通り厳正なる選考の結果、7事業(一般新規3件、一般継続2件、課題新規2件)総額1,193,300円の助成を行うことに決定しました。

応募団体にみられた傾向

応募団体の所在地については横浜市が10件、川崎市、鎌倉市、逗子市、相模原市、大和市、秦野市が各1件と、県内広域からの応募がありました。

活動分野は、子ども・若者・子育てを地域のコミュニティで支える居場所づくりなどのほか、学習支援や子育てひろばを利用した一時預かり、参加体験型の研修、家庭訪問型子育て支援、10代20代女性向け相談室の設置など多岐に及びました。

助成金の使途は団体の運営基盤の整備の他、講師謝金、物品の購入やボランティアスタッフの交通費など応募事業の運営にかかわる費用等にあてられており、その使途は課題に即した明確なものでした。

助成対象団体 講評

生き×居きコミュニティ

事業名
就労の悩み・モヤモヤ座談会
助成金額
83,300円
応募事業概要
職場内の悩みやモヤモヤを気軽に無理なく話せる座談会の開催する事業
講評
組織の中で様々な壁に直面した時(特に就労上の悩みやモヤモヤ)、気軽に相談出来る心のバランスを保つ場を提供している。家族やあるいは所属組織とは違う息抜きが出来る"踊り場" が必要な時期なのだと感じています。一度立ち止まって周りをみて、これからの事を冷静に判断して欲しいと願っています。潜在的に人間関係で悩んでいる若者は多くいます。

NPO法人 ここだね

事業名
無料相談・無料学習支援事業
助成金額
20万円
応募事業概要
フリースクール終了後の時間と場所を使い無料の相談と学習支援を行う事業
講評
当ファンドによる助成での事業が、年度末を待たずに助成額に達して終了したという実情から、無料での相談・支援のニーズの高さを感じ、昨年度に引き続き応援したいと考えました。すべての子どもに学びの機会が保障されるよう、事業の必要性を積極的に発信していくことを期待しています。

NPO法人 街の家族

事業名
街の家族子育て応援プロジェクトステージ3
乳幼児一時預かり保育事業「まんまるーむ」
助成金額
18万円
応募事業概要
親子の集いの広場を利用した一時預かりと妊娠期の親向けイベントの開催
講評
三世代交流による子育て支援をしていく中で明らかとなった、「既存の一時保育制度は利用しにくい」という現実のニーズに応える形で始まった事業であり、地域に必要とされた存在であると評価しています。「地域で子育てする」という主旨に賛同し、応援したいと考えました。今後も、地域で子育てをする意義を発信していっていただきたいと思います。

常設子育てサロンちっちゃなて

事業名
子育てサロンの運営
助成金額
20万円
応募事業概要
週3回の子育てサロンを安心して安定的に運営する事業
講評
気軽に利用できる地域の子育てサロンとして、新たに立ち上がるこども食堂等を通じてさらなる理解者を増やし、地域になくてはならない居場所として運営されることを期待しています。継続的に運営できるよう、公共性や存在価値を高め、さらに行政からの委託金の拡充を要望することも合わせて交渉ください。

特定非営利活動法人 こどもの広場もみの木

事業名
「こどもの広場」を核にした地域における子育てを支え合う
助成金額
20万円
応募事業概要
森のようちえんの子どもたちのコミュニティ「こどもの広場」での研修等の実施事業
講評
長きに渡り、インクルーシブな自主保育、園舎をもたない森のようちえん活動を展開し、加えて親同士が互いに学び合うためのピアサポートコミュニティづくりを推進されており、今後の活動に期待しています。子育てを通じた大人の連携・共同が、子どもの理解と尊重、予防型の地域づくりに発展するよう応援しています。

特定非営利活動法人 BONDプロジェクト

事業名
bond Project@かながわ
―10代20代の女の子のための相談室―
助成金額
20万円
応募事業概要
10代20代女性の相談者向けのカフェ型相談室を開設する事業
講評
困難を抱えても身近な親や大人に頼ることができない女の子たちを受けとめる居場所の必要性を切実に感じます。開設されたカフェ型相談室が、コロナ下で困りごとや苦しさが増した10代20代の女性にとって、気軽に立ち寄れて、安心して話ができる人とリアルにつながれる場となることを願っています。また、貴団体の活動を通して、生きづらさを抱える若年女性の声を地域社会に届けてほしいと思います。

特定非営利活動法人 ワーカーズ・コレクティブ チャイルドケア

事業名
家庭訪問型子育て支援ホームスタート
助成金額
13万円
応募事業概要
未就学児がいる家庭を対象に家庭訪問型子育て支援を実施する事業
講評
コロナ下で外出もままならず不安や孤立感や強めている親子を、地域のボランティアが支える仕組みとして、ホームスタートが広がることを期待します。家庭訪問時の感染予防対策にご苦労されていることと思いますが、今後、利用者とビジターが順調に増えていくよう、利用者の声や成果を積極的に発信していかれるとよいと思いました。